👨👩👧👦 少人数結婚式とは?アットホームな家族婚が人気
少人数結婚式(小型婚礼)に明確な定義はありませんが、一般的にゲスト30名以下、特にご家族・ご親族のみを招待して行う結婚式を指します。別名「家族婚」「挙式+会食スタイル」とも呼ばれ、形式にとらわれすぎず、ゲストとの絆を深めることに重きを置くスタイルです。
📌 少人数結婚式が選ばれる理由とメリット
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メリット |
詳細と魅力 |
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ゲストとのコミュニケーション |
一人ひとりとゆっくり会話や写真撮影の時間が取れるため、深いおもてなしが可能。 |
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費用のコントロール |
ゲストに関わる費用(料理・引出物など)が人数分で済むため、費用総額を抑えやすい。ただし、後述の注意点も確認が必要。 |
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準備の負担軽減 |
招待客リストや席次決め、大規模な演出の準備がコンパクトになり、短期間での準備も可能。 |
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おもてなしの質の向上 |
浮いた予算を料理や衣装、会場装花などに充て、より上質な空間と食事を提供できる。 |
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アットホームな雰囲気 |
緊張せず、リラックスした温かい雰囲気で、自然な一体感が生まれやすい。 |
💰 気になる費用相場:少人数結婚式は本当に安い?
「結婚式は費用が高い」というイメージがありますが、少人数結婚式は、ゲスト人数が少ない分、費用を大きく抑えることが可能です。しかし、「総額」と「自己負担額」は分けて考える必要があります。
1. 少人数結婚式の費用総額の目安
大規模な結婚式(平均400万円前後)と比較すると、少人数結婚式の総額は大きく抑えられます。
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スタイル |
招待人数(目安) |
費用総額(目安)※ |
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挙式のみ(衣装・撮影含む) |
2名〜10名 |
10万円~50万円 |
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家族婚(挙式+会食) |
6名~30名 |
50万円~200万円 |
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少人数披露宴(演出含む) |
30名以下 |
150万円~300万円 |
※注意: この相場はあくまで目安です。選ぶ会場(ホテル・専門式場・レストラン)、衣装のグレード、料理のランク、装花のボリューム、写真・映像の有無により大きく変動します。
2. 費用に関する注意点:自己負担額について
少人数婚では、ご祝儀総額が少なくなるため、結果的に新郎新婦の自己負担額の割合が増える可能性があります。
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ご祝儀の総額: ゲストが少ないため、総額は一般的に少なくなります。
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費用が変わらない項目: 新郎新婦の衣装代、挙式料、**会場使用料(最低保証額がある場合)**など、人数に関わらず発生する費用はあります。
【対策】
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会費制のパーティーにする(ご祝儀を辞退し、ゲストから一定の会費をいただく)。
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必要なものと不要なものを明確にし、予算を料理・おもてなしに集中させる。
💡 少人数向け会場と挙式スタイルの選び方
少人数結婚式でも、様々な会場や挙式スタイルが選べます。親族だけの会食であれば、特に料理にこだわるのがおすすめです。
1. おすすめの会場タイプ
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会場タイプ |
特徴 |
少人数婚の強み |
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レストラン |
料理の質が高い、自由度が高い、カジュアルでアットホームな雰囲気。 |
会食を中心にしたい家族婚に最適。少人数向けの個室利用も可能。 |
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専門式場・ホテル |
設備が充実、上質なサービス、正統派の挙式が可能。 |
親族への格式あるおもてなしを重視したい場合に適している。 |
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ゲストハウス |
プライベート感が高い、自由な演出がしやすい。 |
貸切で他のゲストに会う心配がなく、完全にリラックスできる。 |
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神社・仏閣 |
神前式(和婚)、日本の伝統を重んじる厳かな雰囲気。 |
親族の結びつきを大切にする和装婚に人気。 |
2. 人気の挙式スタイル
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教会式(チャペル式): 王道のスタイル。少人数向けの小さなチャペルを持つ会場も豊富。
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人前式: ゲストに結婚を誓う自由な形式。少人数だからこそ、ゲスト全員参加型の温かい演出を取り入れやすい(例:リングリレー、誓いの言葉をゲストに聞いてもらうなど)。
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神前式(和婚): 伝統を重んじるスタイル。もともと親族のみで行うことが多いので、少人数婚との相性が非常に良い。
🗓️ 少人数結婚式の準備スケジュール(最短2ヶ月も可能!)
大人数婚に比べて準備期間は短く済みますが、早めの行動が理想の結婚式を実現する鍵です。
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時期 |
主な準備内容 |
重要なポイント |
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6ヶ月前 |
会場探し・日取り決定、親への挨拶・相談、招待人数リストアップ。 |
少人数プランがあるか確認。人気会場は早めの予約を。 |
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4ヶ月前 |
衣装選び(試着・決定)、写真(前撮り・当日撮影)プラン決定。 |
衣装は決定から納品まで時間がかかるため、この時期に確定を。 |
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2ヶ月前 |
招待状発送(親族のみなら電話・メールも可)、料理・引出物決定。 |
料理の試食はこの時期に済ませておくのが理想。 |
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1ヶ月前 |
席次表・ペーパーアイテム作成、演出・BGM決定、美容準備。 |
遠方ゲストの宿泊先手配も忘れずに。 |
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当日 |
最終確認、心付けの準備、心から楽しむこと。 |
ゆっくりとおもてなしの時間を大切にしましょう。 |
❓ 少人数結婚式に関するQ&A(よくある質問)
Q1: 少人数だと盛り上がりにくいですか?
A1: いいえ、むしろ一体感が生まれます。派手な余興はなくても、全員参加型のゲームや、新郎新婦が各テーブルを回ってゆっくり会話をする時間など、ゲストとの交流をメインにした心温まる演出が人気です。料理を贅沢にするのもおもてなしとして喜ばれます。
Q2: 招待できなかった友人への配慮はどうすればいいですか?
A2: 「家族のみで挙式を執り行うことになった」と丁寧に説明し、理解を求めましょう。後日、写真やお礼の品を送る、あるいは別途カジュアルなパーティー(1.5次会や二次会など)を設けるなど、事後フォローを丁寧に行うことが大切です。
Q3: ご祝儀をいただかない「会費制」は失礼にあたりますか?
A3: 会費制は近年、少人数ウェディングで選ばれることが増えており、カジュアルな会食やレストランウェディングでは一般的です。ゲストの金銭的な負担が明確になるため、むしろ親切と受け取られることもあります。招待状などで「会費制」であることを明確に記載すれば問題ありません。
Q4: 会場が広すぎる場合、どうすればいいですか?
A4: 広すぎる会場は寂しい印象になりがちです。少人数での利用を検討する場合は、パーテーションや装花、照明で空間を区切ってもらうようプランナーに相談しましょう。また、最初から少人数専門のレストランや専門式場を選ぶのが最もスムーズです。
✅ まとめ:少人数結婚式は絆と質を重視する選択肢
少人数結婚式は、形式よりもおもてなしの質とゲストとの絆を重視するお二人に最適なスタイルです。費用や準備期間を抑えつつも、記憶に残る感動的な一日を叶えることができます。
まずは「少人数結婚式」「家族婚」に強い結婚式場やプロデュース会社に相談し、お二人の理想のおもてなしの形を見つけることから始めましょう。